10月から求職者支援訓練が始まります

9月いっぱいで、約2年続いた基金訓練も終了となります。9月開講する講座が、緊急人材支援事業としての制度で受講できる最後となります。

過去から多々、社会問題として指摘されていた雇用能力開発機構も同時に解体されます。基金訓練も運営していく中で制度設計のほころびが目立ち、再度、仕切り直すようです。

求職者支援事業による職業訓練は、恒常的に続けるとのことで法制化されました。基金訓練でも問題となった不正受給などが発覚すると、受講者、訓練事業所に罰則規定が設けられています。本当に就職したい方がキャリアアップするための講座になるよう考えられているようです。

・受講の際は、ハローワークにて就職意識を確認、訓練事業所はスキル的に受講の前提があるかを確認する。
・雇用保険をもらっている方のように、毎月1回ハローワークに出向き受講状況と就職意識を確認する。
・訓練事業所に対し、出席率80%未満の受講生の分は奨励金が出ない。
・就職率のカウントが厳格化(雇用保険の適用となるような採用をされること、自営業は雇用保険に適用となる従業員を雇うこと)されつつ、その率も基礎コース45%または実践コース50%以上と高率に。

厳しくとも基準を明確にすることは大賛成ですが、気になるところもあります。

・就職意識の確認をするのがハローワークなのだが、出席率が足りないと訓練事業所に奨励金が出ない?

責任のなすりつけ?とも捉えられますが、本来の趣旨どおり「出席しないものは受講資格なし」というところでしょうか。訓練を退所させることが訓練事業所にできれば良いのですが。でも、訓練事業者と受講者の関係が殺伐としそうで、運営の舵取りが難しくなりそうです。

・就職意識の確認は、結局、ハローワーク職員の人手でおこなわざる得ず、ばらつきがでる?・・・というか、ハローワーク職員、ただでさえ忙しそうなのに大丈夫なの?

雇用保険受給の場合もそうですが、ハローワーク職員の物言いに、心折られる方が更に多くなるのではないでしょうか。そんなものに負けない程の強い就職意識が必要ということなんですね。きっと。

新しい「求職者支援訓練」が今後どうなるのか、注目したいところです。

 

雨天通行止め

7月28日14:30、郡山からの帰りの高速、電光掲示板に西会津から安田まで「雨天通行止め」となっている。とりあえず、西会津まで行き49号下道に降りると、「49号片道通行」との看板あり。しかし、しばらく行くと「災害通行止め」となっている。

どちらか分からず、長蛇の列に並ぶと反対側から車が来るので、片道通行かと思う。

しかし一番先に来ると、どうやら車がUターンしているではないか!頭に来て、工事のおじさんに、「片道通行の看板出てたぞ!」っと指摘する。

おじさん、「貴重な情報ありがとうございました」と低姿勢。迂回路があるということだが、そこも今後どうなるか分からないので、高速がOKになるまで待ったほうが良いということ。

怒りを覚える中、「こんなところで待ってられない!」と迂回路へ。途中、踏み切りが鳴っており開く気配なし。後ろから来た農家のトラックのおじさんが、「ダメダメ開かないよ~。こっちこっち」と、先導してくれるので付いて行くと、ものすごいサバイバル道・・・。線路の下をくぐって、やっと上野尻駅へ出る。

農家のおじさん、丁寧に迂回路を教えてくれる。ありがとう。
言われたとおり、迂回路を走ると所々に「迂回路こちら」の看板あり。地元の人たちありがとう。

やっと49号に出るも、トンネルの前で「雨天通行止め」になっている。どうする・・・、ここで待つ?
iPhoneでチェックすると、459号線で迂回すれば津川に出れるようなので、「ここまで来たら行くでしょ。」

459号線始めて通りました。かなり立派なトンネルもあれば、ディズニーランドの乗り物のようなトンネルもあり、アドベンチャー的な道でした。

18:30頃やっと津川に出ると、高速はやはり「通行止め」。49号も、なんと「通行止め」。ここから先は迂回路もなく待つしかないと諦め、そのとき思ったのが「水、食料の確保」です。地元スーパーらしきところで、お買い物。

買った食料さっそく食いつつ(すぐ食ったら意味なし・・)、車で待つこと1時間弱。すぐ近くの麒麟山温泉でゆっくり宿泊もいいな~と思い始めたところに、「高速開通」。8時ごろやっ家に着くことができた。

結局、高速が開通するまでPA等で休憩していれば良かった?
と思うと同時に、災害の際は「正確な情報」と、「それぞれの自己判断」が如何に大切か学びました。