WindowsXPのサポート切れに備えてOutLookExpressから乗り換えることを計画し、シンプル&フリーという基準でsylpheed(シルフィード)に決定!
【選んだ理由】
・第一に無料である。
・シンプル故に、インターフェースがOutLookExpressに似ている。
・OutLookExpressのdbxデータからのインポートをサポートしている。
(1) インストール
・sylpheedサイトからインストールファイルをダウンロード。
・現在のバージョンは、Sylpheed 3.2 (安定版)です。
*sylpheedサイトから画像拝借しました。
(2) DropBox
今まで、OutLookExpressの保存場所としてDropBoxを使用してました。複数のPCで同じ使用環境にしたいためです。使い勝手は良かったのですが、難点としては同期が遅いということです。
これは、OutLookExpressのdbxというデータ形式が原因と思われます。複数メールが入ったの1つのフォルダ(例えば受信トレイも)を1つのdbxでまとめているため、1メール受信しただけでもdbxすべて同期することななるからだと思います。
その点、sylpheedは1メール1ファイルで管理しているので、1メール受信しても1ファイル同期するだけなので非常に同期が早いです。
① メールボックス作成
・sylpheedをインストールした直後は何もないので、メールボックスを追加します。
・メールボックス名を指定して、保存場所を[…]にて選択します。その際に、DropBoxの保存フォルダを指定しましょう。
②メール管理
・受信したメールは受信箱にまず保存されます。メールを管理するために、フォルダを作成して受信したメールを振り分けると管理が楽になります。
・フォルダを作りたいところを指定して、[ファイル]-[新規フォルダ作成]を選択します。
*フォルダを作成したいところを指して右クリックし、[新規フォルダ作成]でもOKです。
③OutLookExpressからのインポート
・メールを保存したいフォルダを指定して、[ファイル]-[インポート]にて下記の画面を出します。
[ファイル形式]: OutLookExpressのdbx形式を指定します。
[インポート元]: インポートしたいdbxファイルを指定します。
[インポート先フォルダ]: 保存するsylpheedフォルダを指定します。
(3)より使いやすく
・OutLookExpressで良くある添付ファイルを送る際に、送信したいファイルを右クリックして[送る]を指定する設定方法です。
・エクスプローラで下記のフォルダを開きます。
[OSを入れたフォルダ]-[Documents and Settings]-[自分のIDのフォルダ]-[SendTo]
・[SendTo]で右クリックし、[新規作成]-[ショートカット]で、ショートカットを作成します。
・リンク先に下記のコマンドを入力します。(パスは各自の環境で変わります。)
※これで、かなりOutLookExpressの使用感に近づきました。かつ高速です。
※sylpheedはもともとLinuxソフトなので、MacOSでも当然使えます。Macともメール環境を統一できる!
以上です。
Windows8で、SendToの場所は下記に変更されてます。
C:\Users\XXXX\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\SendTo