日本マクドナルド社長の「大きくしぶとく考え抜く」という本を読んだ。「うーん」という本だったが、なるほどと思ったところ。
・「世界で売れるもの」しか「日本で売れるもの」にならない。
世界で共通するところは8割、ローカル的なものは2割、日本でしか売れないという部分はそれほど多くないという発想。情報、流通など世界がグローバル化して、世界が同じ考え方・生活様式・趣味趣向になる時代に突入していると感じさせられた言葉である。
江戸から明治維新になり、薩摩、長州という藩意識から日本人という意識に移ってきたものと同じことが起こりつつあるのかもしれない。