さくらサーバにGitを入れて使ってみる

今までSubvertionを使ってましたが、流行りの「Git」にしてみることにしました。

(1) GitをGet!(ジットをゲットって駄洒落?)
・Gitコードは下記サイトからGetします。 Googleプロジェクト 現時点でgit-1.8.2.tar.gz
・ゲットの仕方は、wgetでもいいし、ブラウザからダウンロードしてFTPでサーバにアップでも良いでしょう。
・どこか適当な作業ディレクトリを作って保存してください。(例えば、/$HOME/tmpとか)

(2) さくらにGitをインストール
・さくらに接続し作業ディレクトリ内で解凍し、gmakeでコンパイルします。
・configure時に、–enable-pthreads=-pthreadを付けないと、undefined reference to `pthread_create’でエラーになります。

% tar xvfz git-1.8.2.tar.gz
% cd git-1.8.2
% ./configure --enable-pthreads=-pthread --prefix=$HOME/local
% gmake all install

・インストールが終わるとlocalに下記のディレクトリができます。

% cd
% ls local
bin lib libexec share

(3) コマンドが使えるか確認
・さくらは通常、cshrcなので、.cshrcを編集してにlocalにパスを通します。
・設定ファイルをsourceで再度読み込みます。setでパスが通っているか確認して下さい。
・gitコマンドが使えるか、バージョンを確認します。

% source .cshrc
% set
% git --version
git version 1.8.2

(4) リモート・リポジトリを作成
・専用のディレクトリを作成し、そこにリポジトリを作成します。

% cd
% mkdir -p git/test.git
% cd git/test.git
% git init --bare

サーバ側の設定はここまでです。
次回 クライアントの設定

4件のコメント

  1. もしサクラのレンタルサーバーでgitリポジトリをグラフィカルに観覧したいという要望がありましたらGitHubのクローンであるGitPrepもお試しください。CGIで動きます。http://d.hatena.ne.jp/perlcodesample/20130421/1366536119

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  2. […] さくらインターネットにGitをインストールする方法は、『さくらサーバにGitを入れて使ってみる』(GettingOUT)を参考にしました。 […]

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  3. […] ここに書いてある通りにインストルします。 […]

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